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おしらせや呟き

2023年7月1日の投稿3件]

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かざり (kazari_yu) Post No.13
ヤンパリな本光と闇で分冊にするの楽しそう
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かざり (kazari_yu) SS Post No.12
テキスト形式で公開出来るかの確認もかねて。

#ヤンパリ 風のゲームの中の怪異イドが現実に出てアズと暮らす話。
ゲームプレイ編。

 アズールがそのゲームを買ったのは発売から半年ほど経った頃だった。
 旅に出た少年がモンスターを捕まえて強くしていき、バトルをしながらストーリーを進めるというタイプのもので、それ自体は最初にかなり話題になったゲームが先に出ていた、いわゆる後追いタイプのものだった。
 それでも、それは教室の子供達が持って遊んでいたし、交換も盛んだった。
 猛勉強していた最中のアズールでも少し気になって、誕生日のプレゼントで母にお願いして買って貰ったのだ。
 その日の勉強を終え、寝る前の時間に少しだけやろうと、アズールはようやっとパッケージを開けた。
 ゲームの電源を入れ、オープニングムービーに水の中を泳いでいる長い尾びれ、やけに鮮明なくるくるとイルカなどの鳴き声が聞こえてから、ぱっと名前の入力欄が表示された。
「えっと、名前……」
 名前を入れ、キャラクターの顔を何となく自分の顔に似せて作ってから、アズールはクラスメイトの会話から聞こえてきた、自分の部屋からスタートするのを待った。
 名前とキャラクター設定が完了すると、画面が一瞬ぶつん、と音がして、真っ暗になると、波の音が聞こえてきた。
 ゆっくりと画面が明るくなり、ゆらゆらとどうやら水の中らしい描写と水の音がして、メッセージが表示される画面に文字がカタカタと浮かんでくる。

「やっとみつけた」
 
 ばつ、と再び画面が黒くなり、アズールは何だったんだろうと眺めていると、浜辺に自分のキャラクターが立っている場面に切り替わっていた。
 操作をしようとすると、再びやけにリアルなくるくる、きゅーという音が聞こえてきて、アズールは海の方に近づいた。自らからだを半分出した小さな生き物が二匹、ぴたんぴたんとその場でやけに元気に跳ねていた。
 ――これに声をかけると良いのかな?
 アズールはなんだか聞いていた内容と違うな、と頸を傾げつつ、その場でぴょんぴょん跳びはねている二匹のモンスターに近づいた。
「アズール!」
「待ってたんですよ! さあ、行きましょう!」
 モンスターはそう言って、アズールのキャラクターにすり寄り、持っていた鞄の中に潜り込んだ。

「でんせつの モンスターを げっとしました」

 画面にテロップが浮かび、図鑑に妙な文字化けされたページが追加されたのに気付いた。そうして、それが良く見ると、パッケージに書かれているモンスターである事に気付いたのだ。
「あれ?」
 アズールは、このパッケージのモンスターについては少しだけ聞いたことがあるのだ。
 確か。
 最初に出たシンボル的なゲームが出てからというもの、この手のモンスターと人間が一緒に冒険する、とかモンスターの育成系ゲームはいくつも出ていた。
 そんな中で、このゲームは少し違った意味で話題になっていた、という話だ。確か、ニュースでも少しだけ取り上げられていた気がする。
 それが、パッケージに書かれているモンスターが全く入手出来ない、というものだ。
 でてくると言えば出てくるが、他の同系統のゲームのようにイベントで確保出来るというわけでも無く、ランダムにマップに
現れて大暴れして去って行く、とか、海の中に引きずり込まれて所持品を落としたことになったとか、いわゆるクソゲーのよう
な事が起きるのだ。
 決められた手順を踏んで行けば手に入るとか、チーター向けのソフトにしかいないとか、そう言う話も聞いた気がした。
 アズールは、もしかして何か違う物を買ってしまっただろうかと、パッケージを見たが、正真正銘ちゃんとした店で買った本物である。
 アズールは、まあ良いかと再び画面に向き直り、自分のキャラクター越しに辺りを見渡した。
 面白い事に、リュックの中に収まっている二匹のモンスターは、主人公が前を向いている状態だと、リュックから時折頭を出して画面越しのアズールを見ているかのように視線が動き、時々手を振るような仕草をしていた。

「まずは となりのまちへ いってみるといいですよ」
「はやくいこー」

 地図に目的地が表示され、アズールはマークを見ながらキャラクターを動かし始め、あ、と気付いて顔を上げた。
「えーっと」
 メニューを開いてここまでの出来事を記録する、としたアズールは、電源を切って急いでベッドに横になった。何しろ気が付いたら寝る時間を少しばかり過ぎていたのだ。母にバレたらゲームを取り上げられてしまうだろう。
 危なかった、と毛布の中に潜り込んで目を閉じる。
 うつらうつらしているアズールの耳元で、なぜか波の音が付かず離れず聞こえてくるようだった。
 
 ++++++++++++
 夢の中で覚えていないけどリュックに伝説モンスターを入れて走り回るチビアズがいる。

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かざり (kazari_yu) Post No.11
Fantiaにイドアズのすけべパロ話を書いたのでメモ
19世紀末くらいの英国で娼館で働いていたショタイドを引き取ったアズがお世話されちゃうお話。趣味。
#小説

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2023年8月13日(日) 14時11分00秒〔1年以上前〕